新入社員は能力が発揮できる部署に配属する
携帯が普及し、固定電話に出る機会もなく社会人となった新入社員の世代。事実、総務省情報通信政策研究所「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」では、20代の主なコミュニケーション手段として固定電話の使用率は1%以下という結果に。
(出典)総務省情報通信政策研究所「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
このような世代が『社会人になったから急に固定電話が取れるようになる』わけがありません。
固定電話が取れるようにする為には、敬語等の応対マナーはもちろんのこと、電話に出る心構えの研修が必須。もし、何のフォローもせず無理やり電話に出させてしまうと、最悪『退職』してしまうことも。
電話応対の人員として採用したわけでないのであれば、研修にかける費用、時間、退職のリスクを伴いながら電話を取らせるよりも、新入社員の実力を発揮できる場所に初めから配属した方が良いでしょう。